ヒプノセラピー(催眠療法)
こんな方へ
ヒプノセラピー(催眠療法)は、潜在意識に直接働きかける療法であるため、他の心理療法よりも早く体感を得ることができます。
- 恋愛や仕事、人間関係が上手くいかないとお悩みの方
- 過去のトラウマから解放されたい方
- 「生きづらさ」を感じている方
- 苦しみ、悩みをどうにかしたいけれども誰に相談し何をすればよいかわからないという方
催眠とは
テレビで見る催眠術のイメージが強く、催眠と聞くと「意識がなくなるのでは」「熟睡してしまうのでは」「操られるのでは」と心配される方も多いかもしれませんが、催眠療法は、心理療法やイメージ療法の一種で、ショーの一環として行われる催眠術とは別のものです。
人間の意識は、9割を占める非論理的な「潜在意識」と、覚醒時に論理的に思考する「顕在意識」とで構成されています。
例えば、「ダイエットを頑張ろう」「こうすれば成功する」と頭では分かっていても、「うまくいくはずない」「どうせ自分はダメなのだ」と潜在意識で思っていると、うまくいきません。これは、潜在意識に植え付けられた誤った思い込みや傷ついた記憶などが原因となっています。
このような潜在意識にある思い込みや記憶を書き換えるのに、催眠療法はとても有効な手段です。
催眠状態というと特別なことのように思えますが、実は誰でも1日に12回程度は催眠状態に入っています。
例えば、目的地に着くとパッと起きられる程度に電車内でうつらうつらしている状態、信号が青に変わると走り出せる程度にボーっと信号待ちをしている状態は、催眠状態にあるといえます。
あまりにも催眠が普段の状態と変わらないため、催眠を経験されても「催眠に入っていたのかわからない」と言う方もいらっしゃいます。
ヒプノセラピー(催眠療法)の効能
現在抱えている人間関係や仕事、恋愛などの悩みの解消、トラウマからの解放などの効果が期待できます。
ネガティブな思考や思い込み、古い習慣などを改善することにより、自信を持ち前向きに行動できるようになっていきます。
潜在意識に直接働きかけるため、他の心理療法よりも早く体感を得ることができます。
もちろん一度きりでも構いませんが、週1回のペースで受けていただくのが理想的です(最高でも12回までとなっておりますので、週1回のペースで3か月の間に終わります)。
セラピーの流れ
ヒアリング
まずクライアント様がどのような状態なのか、何を苦痛に感じているのか、どうなりたいのか、お話を伺います。
流れのご説明
そして、催眠についてや、どのようにセッションが進んでいくのかなどのご説明をします。
充分にご納得、ご理解いただいた上で、催眠に入ります。
セラピー
ソファに横になるか腰掛けていただき、リラクゼーションに入ります。
呼吸法やセラピストの誘導で、充分にリラックスしたら、ご自身の現在の問題(悲しみや恐れ)の原因になっているところに行きます(子どもの頃の体験や前世など、潜在意識が連れて行ってくれます)。
そこで再度体験し、その場で問題を解消します。
これにより、現在に持ち越している症状から解放されます。
催眠にも軽い程度と麻酔にもなるような深い程度がありますが、催眠療法ではしっかりと記憶しておいていただきたいため、また、話をしていただかなければならないため、軽度から中程度の状態で行っています。
催眠療法(ヒプノセラピー)の種類
催眠療法には、「退行催眠」「前世療法」「インナーチャイルドカウンセリング」の3種類があります。
いずれか受けたい療法をお選びいただくことも可能ですが、ヒアリングしその内容により、最適な療法をセラピストからご提案させていただくこともできます。
退行催眠
あなたの初めての記憶はどのようなものですか?
私たちは、生まれてから今までの記憶を全て思い出せるわけではありません。
しかし、潜在意識にはインプットされています。潜在意識にインプットされたその記憶(情報)が、現在の自分に様々な影響を与えています。
プラスの体験はあなたの軸になり、幸福感や自信に繋がります。
もしもマイナスのものであれば、劣等感や不安感、怒りなどに繋がり、現在の日常でも、生きにくさやストレスを感じる原因になり得ます。
また、辛い体験や悲しい記憶そのものが直接あなたを苦しめている場合もあるでしょう。
退行催眠では、現在の問題や悩みを引き起こしている原因のところまで遡り再体験していただきます。そこで癒しのワークや解決のワークを行います。
再体験することに恐怖感があるかもしれませんが、ご納得いただけるまでカウンセリングを行いますし、ご自身の潜在意識が場所を選んでいきますのでご安心ください。
前世療法
自分の前世を知りたいと思ったことはありませんか?
何か説明のつかない興味や嫌悪、恐怖、クセ、運命や宿命を感じるような出来事などは、前世(過去世)からの影響を受けている場合があります。
人間関係でも「袖すりあうも他生の緑」といいますが、家族やパートナー、職場や友人関係などの中に、前世からのつながりのある人がいます。
前世療法では、「過去世がどのような人生だったか」はもちろんのこと、現在の人生に及ぼしている影響や現在の人生に関わりのある人、過去世から現在の自分へのメッセージ等、様々なことを知ることが出来ます。
過去世は一つではありませんので、今の自分に必要な人生を潜在意識が選択し、連れて行ってくれます。過去の人生を本当に開放することによって、現在の人生を自分自身のものとして生きていくことが出来ます。
インナーチャイルドカウンセリング
インナーチャイルドとは『内なる子ども』という意味です。
私たちの中にはたくさんの『内なる子ども』が住んでいます。
楽しく幸せな子ども時代の記憶もあれば、傷ついたり、いつもおどおどしていたり、我慢していたりという記憶もあるでしょう。
大人になってから子ども時代を振り返ると、「あの頃は親も大変だったんだ」「私のことを考えて言ってくれたんだ」「いつまでも引きずっていても仕方がない」と、大人の考え方で対応し、蓋をしようとします。
でも3歳のあなた、5歳のあなた、10歳のあなたは傷つき泣いているままなのです。
その子を放っておくことは、大人になってからの本人にも様々な場面で影響を及ぼします。
人間関係でいつも同じような問題に陥ってしまう、
不幸せな恋愛ばかり繰り返す、
自分の気持ちを押し殺してしまう、
他人のせいにばかりしてしまう、
変わろうと思っても変われない、
・・・などなど、マイナスの影響があるのです。
傷つき泣いているインナーチャイルドを癒してあげることによって、現在起きている問題や、なかなか変えられない考え方、人との関わり方等に変化が起きて来ます。
インナーチャイルドカウンセリングは、退行催眠の一環で行います。幼い頃を再体験することで癒しがもたらされます。辛い場面を再体験することに恐怖感があるかもしれませんが、ご納得いただけるまで丁寧にカウンセリングを行いますし、ご自身の潜在意識が場面を選択しますので、ご安心ください。
退行催眠以外にも、インナーチャイルドを癒す様々な方法がございます。
現在のお悩みをお聞かせいただいて、カウンセリングを組み立ててまいりますので、まずはご相談ください。